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フェレットを飼い始めてもなかなかトイレを覚えてくれず悩む飼い主さんは意外と多いです。
ペットを飼う以上トイレ問題は後をつきません。
そこで今回は、フェレットにトイレを覚えさせる手順やコツなどをまとめて紹介いたします。
トイレはいつ頃から覚えさせるべき?
家に迎え入れたその日から始めるようにしましょう。
それはなぜか?どこに排泄しても平気だということがフェレットの中で、習慣化されてしまうからです。
一度どこでもトイレすることが習慣化されてしまうと、後々厄介になってきてしまいますので、家に迎い入れたその当日からしつけは始めるようにしましょう。
トイレを覚えさせる目安とは
もちろん品種や個体差はございますが、大体約1か月以内には覚えさせるようにしましょう。
1か月たってみてもなかなか覚えてくれない場合、しつけ方に問題があると思われますので必ずしつけ方を見直すようにいたしましょう。
トイレを覚えさせる際に飼い主さんに知っていてほしいこと
フェレットの気持ちを飼い主さんが理解することで、よりトイレを覚えさせることはスムーズに事が進みます。
次にトイレを覚えさせる前に、飼い主さんに知っていてほしいことをまとめました。
フェレットはきれい好きな動物
フェレットは基本的にきれい好きな動物です。
そのため生活するスペースに排泄はしないようにフェレットは行動します。
そのためフェレットケージ自体が臭かったり、敷いてあるマットが臭いと生活スペースとトイレとの境界線がわからなくなりどこでも排泄をしてしまうようになります。
トイレの場所は覚えさせないと理解しない
フェレットのトイレスペースを定める場合、必ずしつけをしないと覚えることは絶対にありません。
上記で説明した通り、フェレットは生活スペース以外であればどこでも排泄をします。
そのため特定の場所においてトイレを覚えさせる場合には、必ずしつけが必要となります。
安心できるところで排泄をする
もちろんトイレをする際は、身動きが取れなくなりますので部屋の隅やケージの隅で排泄を行います。
そのためトイレを置く場所に関しては、部屋の隅やケージの隅などフェレットが安心してトイレができるところに設置してあげてください。
トイレを覚えさせるのに必要なもの
トイレを覚えさせる際に必要なものを説明していきます。
トイレトレー
トイレトレーは必須です。トレーがないとどこにトイレをさせるのだという話になってしまいますよね。
そのためトイレトレーは必ず用意をしてください。
トイレの砂
トイレの砂はあってもなくても構いませんが、あった方が良いです。
掃除がしやすくなりますし、フェレットは排泄をした後おしりが汚れている場合があります。
砂があればおしりの汚れも砂がとってくれますので、部屋が汚れる心配もありません。
砂は成長してから入れると、トイレをする場所としてではなく遊び場として認識してしまう傾向が強いです。
そのため小さいうちに入れてあげるか否かは決めておく必要があります。
ちなみにこんなことを言いつつも運営者の私は敷いておりませんっ。
トイレのしつけの手順について解説
実際にトイレをフェレットに教えるためのしつけの手順に関して説明していきます。
1.一度どこに排泄をするか様子を確認
しつけをする前に一度フェレットがケージ(もしくは部屋)のどの位置でトイレをするのか確認してみましょう。どこにトイレをするのか分かりましたら、次の手順へと進みます。
2.トイレをするポイントにトレーを置く
フェレットがトイレをするポイントが分かったら、次にそこにトレーを置いてあげます。
そのポイントがフェレットが一番安心してトイレができるスペースなのです。
そうすれば週間化され、そこのポイントだけでトイレをするようになっていきます。
補足:違う場所にトイレを設置したい場合
どうしてもそこをトイレのポイントにしたくない方もいるかと思います。
そういうケースの場合、トイレトレーの中に排泄物を入れておいてあげてください。
そうすると「前回ここでトイレをしたのか」とフェレットは認識し、そのポイントでトイレをしてくれるようになります。
全くトイレの位置を覚えてくれない方へ
トイレは賢いフェレットなら約1・2週間で覚えてくれますが、
全然覚えてくれないフェレットも中には存在します。
次になぜトイレを覚えてくれないのかについて、考察していきます。
排泄物の臭いが他のところについている
説明いたしましたが、フェレットは一度排泄をしたところでまた排泄をする癖があります。
基本的に何で判断しているかというと臭いです。
もしトイレの位置を全く覚えてくれないのであれば、そこの場所に臭いがついてしまっている可能性が考えられますので、しっかりと臭いをとってあげてください。
間違ったからと叱ってしまう
トイレを間違えたからといって叱ってしまうのはNGです。
飼い主さんが構ってくれたのかと勘違いしてしまうフェレットもいます。
そのためトイレを間違ったから叱ってしまうと「トイレ=構ってもらえる」などといった変なイメージをフェレットに持たせてしまう可能性もあります。
トイレを覚えさせるコツとは
トイレを覚えさせるコツは、「しっかりとトイレに臭いをつけてあげること」です。
基本的にはこれを意識するだけで、フェレットの行動は変わってきます。
汚れたからきれいに毎回洗うのではなく、少し臭いは残してあげてくださいね。
まとめ|トイレのミスはフェレットにはよくある
まとめとなりますが、フェレットはトイレを覚える動物ですがよく間違った位置でトイレもしてしまいます。
飼い主さんは間違ったからといって、感情的に怒らず優しくフェレットに接してあげてください。
ミスは誰にも起こりえることなのです。そのためあまり執着せずきちんと愛を注いで育てていれば、次第とフェレットも答えてくれるはずですよ。