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フェレットって実際はどんな性格をしているのだろうか?
近年徐々に日本でも人気が上がっているフェレットですが、実際に飼ったことがある方は少ないですよね。
今回の記事ではフェレットの性格について詳しくまとめていきます。
フェレットの性格について
フェレットの性格は多種多様で、個体によって様々な性格が存在します。
私が飼育してきた中でフェレットは、4つの性格に分けられると考えています。
その性格について説明していきます。
好奇心旺盛「おてんばちゃん」
フェレットの性格で一番多いのが、好奇心旺盛な「おてんばちゃん」です。
基本的にどの品種においてもフェレットはとても好奇心旺盛な動物です。
「おてんばちゃん」の特徴として、なんでも興味を持つことがあげられます。
おもちゃを飼ってくるとすぐに遊んだり、床に服が放置されていると潜ってみたりなどいろいろなものに興味を持ってくれて、飼い主さんとも無邪気に遊んでくれます。
おとなしい「すやすや君」
次に多いのがおとなしい性格の個体です。
もちろん時には無邪気に遊んだりしますが、他の個体と比べてケージの中でも暴れずにずっと寝ている性格の子です。
起きるときはご飯を食べるときと排泄をする時だけ。
あとは「むにゃむにゃ」「ゴロゴロ」を繰り返しています。
頭脳派で臆病「知的君」
非常に賢い頭脳派なフェレットも存在します。
常に飼い主さんのことを見ていて、いなくなったと思うとケージから脱走
非常に世話が焼ける性格をしているフェレットちゃんです。
好奇心旺盛な子と比べ、大きく違う点は感情的に行動するのではなく、周りの様子を伺い冷静に分析して行動します。
物事を頭で考えて行動するため、ある意味臆病な性格をしています。
初めてのことに対して、爪を立てて警戒したりする子がこの性格に当てはまります。
暴れん坊「将軍タイプ」
一番厄介な性格がこの暴れん坊な子です。
近年売られているフェレットの品種ではあまり見かけませんが、
野生に近い品種の子だと多く存在します。
気性が荒く、ケージの中をぐちゃぐちゃにしたり噛み癖も非常にある子もいます。
私が小さい頃に飼っていたニュージーランドフェレットが、この性格に当てはまります。
オスメスによって性格は違うの?
性別によってフェレットの性格は異なる傾向があります。
フェレットのオスに多い性格
フェレットのオスはメスに比べて体が大きくなります。
そのためあまり動きが速いフェレットは少ない傾向にあります。
上記の性格に当てはめると、おとなしい性格や頭脳派な性格が多いです。
フェレットのメスに多い性格
フェレットのメスは、オスに比べると小柄で体が身軽で元気な子が多いです。
そのため上記の性格に当てはめると、好奇心旺盛な子や暴れん坊な子が多い傾向がございます。
フェレット初心者さんにおすすめなのはオスの子
初めてフェレットを飼う方はオスの個体を選ぶことをおすすめします。
理由としては、総合的に見て比較的おとなしい子が多いからです。
もちろんとっても元気で活発な子がいいという方もいらっしゃると思いますので、
実際に購入を検討する際は、ペットショップに足を運び目で見て検討するのがおすすめです。
小さい頃の行動でだいたい性格を見抜ける
実際に購入してから性格が気に食わないと嫌ですよね。
小さい頃のフェレットの行動で、おおよその性格は見抜くことも可能です。
好奇心旺盛な子を見抜くコツ
ペットショップで別のケージに出してもらい、興味をそそるもの(おもちゃ)を入れて他の子とどのように反応が違うのか見てみましょう。
好奇心旺盛な子の特徴として、おもちゃで遊ぶ。そして人間に対してもあまり警戒しない
2点当てはまるようでしたら、好奇心旺盛な性格の可能性が高くなります。
おとなしい子を見抜くコツ
おとなしい子は小さい頃もおとなしい子が多いです。
そのため、実際に触ってみておとなしく尚人間に警戒しない子でしたら、
おとなしい性格の子だと思います。
頭脳派な子を見抜くコツ
活発に遊んではいるが、人間に対して若干の恐怖心を抱く行動をとる子は、
知的で臆病な性格な可能性が高いです。
フェレット同士では元気に遊んでいるが、抱くと急におとなしくなったりする子は、
知的な子が多いです。
また若干の噛み癖があるのも一つの特徴です。
暴れん坊を見抜くコツ
噛み癖が強かったり、とても警戒心が強い子はこの暴れん坊な性格の可能性がとても高いです。
なにか人間に対してトラウマを抱えていたりする可能性も考えられます。
もちろん飼い主さんのお世話の仕方で、性格を徐々に変えてあげることは可能ですが、
初心者の方は可愛いからといって、選んでしまうと根気強いお世話が必要になるケースもございますので注意してください。
まとめ
・フェレットは基本的におとなしく好奇心旺盛な子が多い。
・オスの個体の方が、おとなしい子が多い。
ただあくまでも参考までですので、実際にペットショップに足を運んで確認してみましょう。
我が家のケース同様にオスの子が好奇心旺盛で、
メスの子がおとなしい場合もございますので!